栄養について

体質改善を考える上で 水 栄養 体温 について書いてきましたが大きなテーマとして本日は栄養について書いていきます。

 

栄養を分解吸収する腸内細菌の働き

 

            善玉菌 : 悪玉菌 : 日和見菌

これらの割合としては  20~30%   10%    70%

と言われている。

 

善玉菌:消化されたものを栄養に変えてくれる(発酵と酵素の作成)

悪玉菌:腐敗させてしまう菌(しかし、ないと困る)

日和見菌:善玉か悪玉、多い方と同じ作用をしてくれる

 

善玉菌により作成される酵素は、加水分解により代謝を上げてくれる存在になるのは先述水についてで述べたとおり。

悪玉菌は例えば完全に無くなってしまうと善玉菌の働きが下がるので、適切なストレスとしてなくてはならない存在。

そして、日和見菌。日和見菌を味方につけるために何を口にするか。がポイントになる。


腸内細菌は1000種類、1000兆個の存在が確認されている

人間の腸には1000種類、100兆個が存在すると言われている

 

 

日本人の食生活

 

日本食は大豆(蛋白)が多いアミノ酸が生成される

大豆ペプチド       アミノ酸が生成される

   ここに善玉菌が作用する

大豆イソフラボン

↓   さらにここで善玉菌が作用すると

エクオール

 

エクオールとは

大豆イソフラボン(ダイゼイン)から作られ、女性ホルモン(エストロゲン)に似たはたらきをする成分。エクオールは大豆イソフラボンよりもさらにエストロゲンに近いはたらきをするとされ、「スーパーイソフラボン」として注目を集めている。

エクオールは腸内細菌の活動によってダイゼインから作られるとされる。ただし誰もがエクオールを生産できるわけではなく、人によってエクオールが作られるか否かが異なるという。エクオールが作られない場合はダイゼインのまま吸収されるという。

大豆イソフラボンは女性の美容、更年期障害の軽減などに効果のある成分として注目されており、エクオールはこれらの効果をさらに効率化する成分として新たに注目されつつある。

 

エストロゲンの受容体に作用しやすく、女性ならば更年期障害に対して、男性には、男性ホルモンの亢進(薄毛、多毛?)に対しての作用が期待できる

 

腸脳相関について

40~50年くらい前の日本人の食生活は腸脳相関がうまくいくものだった。

※女性ホルモンも整いやすかった

現代の食生活としては糖質の過剰摂取により過去の良好な相関も害されている。

 

現代の食生活で先ほどの関連を表現すると

 

日本食は大豆(蛋白)が多いアミノ酸が生成される

大豆ペプチド       アミノ酸が生成される

   ここに善玉菌が作用する

大豆イソフラボン

   さらにここで善玉菌が作用すると

エクオール  ←できない

 

エクオールが生成されないと 腸→脳相関で脳の活動もさがり、うつなども引き起こしやすくなる。

※現在、日本人の善玉菌は8%まで下がってきている。便秘の人は5%まで落ちていると言われている。

 

栄養吸収場として腸の状態はどう見る?

 

腸の状態は便の状態である程度は把握できる

 

良い便の状態

黄色

臭いがあまりない

水に浮く

(流れる時にモロモロと崩れる)

 

悪い便の状態

黒い

臭う(インドール、アンモニアが多い)

水に沈む

(便器にこびりついてしまう)

 

「いやいや、血液の状態は悪くないよ!」

 

と思われる方も多いかと思いますが、

血液検査の正常値:正常値とは、健康な人の95%が収まる範囲となり、そこから外れる人もいる。ということ。

 

正常値で収まっていても便の状態で判断すると、現状は 臓器が頑張ってなんとか正常に収められているだけ と考えていただけたら。

のちに、臓器にかかっていた負担が堰を切ったように出てくるのは歳を重ねた先人の状態を見ても明らか。

 

これによって生活習慣病(=成人病と呼ばれていた)と名のつく状態に悩む方が多く増えてきている。

 

考え方の基本としては、日常生活の食生活、週間を見直して改善に取り組むのが最善。

しかし、習慣に練りこむには、簡単さがあったほうが仕組み化はしやすくなると思うし、

我が家も実際そのように取り組んだ。

 

どのように取り組んだか、また、生活習慣病にならないようにするには?

については別のタイミングに書きます。

 

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