呼吸を整えることの大切さ

呼吸と脳脊髄液循環の関わりについて

立ち方や日常の姿勢をよりよくするために取り組んでいるストイックな方向けに
今回は二次呼吸(肺呼吸)と一次呼吸(脳呼吸)との関連について解説いたします。

まず、屈曲相についてです。


脊髄硬膜の連鎖によって硬膜前面が上方に牽引されます。

伸展相はその逆と捉えていただければと思います。

脳脊髄液の循環には必須の動きですが、ここに肺呼吸(二次呼吸)が絡んできます。
吸気(屈曲)と呼気(伸展)のそれぞれが関わります。


呼吸も胸式呼吸と腹式呼吸がありますよね?
胸式呼吸がメインになっていると胸郭膜の連鎖により吸気のタイミングで
一次呼吸に介入しやすく屈曲干渉が起こりやすいです。

 

さらに姿勢 鳩胸(伸展)猫背(屈曲)もそうです。
無条件で姿勢が良い方はいるでしょうか?

胸式呼吸、猫背などに引きずられて屈曲優位になっている方が殆どだと思います。

しかし、これこそが改善のチャンスなんです。

 

セルフで取り組むことができる方は立ち方 呼吸(腹式呼吸)を練り上げれば
それだけで健康法になります。

腹式呼吸が前提になりますが、吸気;呼気=1;2で取り組むことで、伸展優位を作り上げられます。
さらに横隔膜を鍛えると吸気の時間を伸ばすことができます。

目安として10秒吸い続けられるかです。

呼気については調息コントロールしやすく30秒息を吐き続けることは難しいことではありません。
吸気10秒呼気20秒程度 吸気と呼気それぞれの間隙2〜4秒 1分で2呼吸

この状態で手のひらを見てみると面白い変化が出ていると思います。
これについてはまた解説をしていきます。

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