なぜ年齢とともに腰痛が治りにくくなるのか-腸腰筋・仙骨・脳脊髄液から考える日本人の回復力
「若い頃は、寝たら治っていたのに」
内外整骨院に来院される多くの方が、同じ言葉を口にされます。
・ぎっくり腰が治りきらない
・痛みが残るようになった
・年々、腰痛が“定着”してきた
多くの場合、こうした変化は「年齢のせい」として片付けられてきました。
しかし臨床の現場で見ていると、年齢そのものよりも、回復の仕組みが働かなくなっている構造が存在します。
その鍵となるのが、腸腰筋・仙骨・脳脊髄液(CSF)の連動です。
加齢で変わるのは「筋力」ではなく「回復力」
年齢とともに腰痛が治りにくくなる理由を、単純な筋力低下だけで説明することはできません。
実際に、
・運動習慣がある
・体力には自信がある
・若い人より動けている
それでも腰痛が改善しない方は多く存在します。
問題は、痛みを受けたあとに体を元の状態へ戻す力――すなわち「回復力」にあります。
日本人の回復力を左右する「腸腰筋」という要
腸腰筋は、単なる股関節の筋肉ではありません。
・骨盤と背骨を支える中枢
・内臓を下から支える支持構造
・呼吸と姿勢の深部制御
・自律神経と強く関係する筋
これらすべてを担う、身体の深層にある要の筋肉です。
腸腰筋が過緊張を起こすと、姿勢が崩れるだけでなく、回復に必要な循環・神経調整が働きにくくなります。
腸腰筋が緩むと、なぜ体は回復に向かうのか
ここからが、第3弾の中核となる部分です。
腸腰筋の緊張が緩むと、体の中では次のような連鎖が起こります。
① 腸腰筋が緩む
骨盤を前後から引っ張っていた力が抜け、
骨盤全体、とくに仙骨にかかっていたストレスが減少します。
② 仙骨の可動性が回復する
仙骨は単なる骨ではなく、
脳脊髄硬膜(脳から脊髄を包む膜)と連動する重要な部位です。
腸腰筋の緊張が抜けることで、
・仙腸関節の微細な動き
・仙骨の呼吸性運動
が回復しやすくなります。
③ 仙骨―脊髄硬膜―後頭骨の連動が戻る
仙骨の動きは、脊髄硬膜を介して後頭骨(頭蓋骨の土台)へと伝わります。
この連動が回復すると、
・後頭骨周辺の可動性
・頭蓋骨全体の柔軟性
が徐々に戻っていきます。
④ 脳脊髄液(CSF)の循環量が増加する
仙骨と後頭骨の連動が回復すると、
脳脊髄液の循環が促されます。
脳脊髄液は、
・脳と脊髄の栄養供給
・老廃物の排出
・神経環境の安定
を担う、回復に不可欠な循環系です。
⑤ 頭蓋内圧が安定し、自律神経が整う
脳脊髄液の循環が改善すると、
頭蓋骨内の圧バランスが整いやすくなります。
とくに影響を受けるのが、
自律神経の中枢が集まる脳幹周辺です。
この領域の負担が減ることで、
・過剰な交感神経優位
・常に緊張が抜けない状態
が和らぎ、体が回復モードへ切り替わりやすくなります。
若い頃は回復できていた理由
若い頃に腰痛が治りやすかったのは、
・腸腰筋が自然に緩んでいた
・仙骨の動きが保たれていた
・脳脊髄液の循環が阻害されていなかった
という条件が揃っていたからです。
年齢とともにこれらが少しずつ失われ、
「緩まない構造」が積み重なった結果として、回復力の低下が起こります。
なぜ年齢を重ねるほど戻らなくなるのか
問題は一度の負傷ではありません。
・長年の座り姿勢
・呼吸の浅さ
・無意識の踏ん張り
・慢性的な腸腰筋緊張
これらが積み重なり、
緩んだ状態に戻れない身体
が形成されていきます。
その結果、ぎっくり腰をきっかけに
「治らない腰痛」へ移行してしまうのです。
高齢になるほど「骨盤や背骨だけ」では足りなくなる理由
骨盤矯正や背骨の調整で一時的に楽になる方は多くいます。
しかし、
・腸腰筋の引き込み
・回復力の低下
が残っていると、体は元の状態へ引き戻されます。
だからこそ、年齢を重ねた身体ほど、
腸腰筋を起点とした回復の連動が重要になります。
年齢に関係なく変化が起こる理由
内外整骨院では、
90代の方でも歩行が改善する例を経験しています。
それは特別な筋力をつけたからではありません。
・腸腰筋が緩んだ
・呼吸が深くなった
・循環が戻った
・神経の過緊張が抜けた
この回復の条件が整った結果です。
「歳のせい」と言われた方へ
年齢とともに腰痛が治りにくくなるのは事実です。
しかしそれは、
回復できない構造が続いているだけ
であり、年齢そのものが原因ではありません。
腸腰筋から整えることで、
仙骨が動き、脳脊髄液が巡り、自律神経が回復へ向かう。
その結果、
体は再び“治ろうとする力”を取り戻します。
年齢を理由に、諦める必要はありません。
※ 本記事は、腸腰筋・骨盤・脳脊髄液の連動を重視した臨床経験に基づく考察であり、医療行為や診断を断定するものではありません。
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