股関節痛について

股関節痛の原因・症状・予防策について

股関節は、太ももの骨(大腿骨)と骨盤をつなぐ大切な関節で、体を動かすうえで重要な役割を持っています。

歩く、座る、立つなど、日常のあらゆる動作に関係しているため、股関節に痛みが出ると生活に大きな支障が出ます。ここでは、股関節痛の主な原因と症状、そして予防のポイントについてわかりやすく説明します。

 

股関節痛の原因

股関節痛の原因はさまざまですが、主なものとして次のようなものがあります。

  1. 変形性股関節症:加齢や過去のケガなどで関節の軟骨がすり減り、骨同士がこすれて痛みが出る病気です。特に中高年の女性に多く見られます。
  2. 筋肉や靭帯の使いすぎ:運動のしすぎや、急な動きで股関節周りの筋肉や靭帯が傷つくことで痛みが出ることがあります。
  3. 関節唇損傷(かんせつしんそんしょう):股関節の中にあるクッションのような組織(関節唇)が傷つくことで、動かすたびに痛みを感じます。

股関節痛の症状

股関節痛の症状は、次のようなものがあります。

  • 歩いたときや立ち上がるときに股関節が痛む
  • 足の付け根やおしり、太ももに違和感がある
  • 長時間歩くと疲れやすくなる
  • 股関節を動かすと音が鳴ったり、引っかかる感じがする

痛みが進行すると、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

 

股関節痛に関係する主な筋肉

股関節のまわりを支えて動かしている筋肉たちです。これらの筋肉が硬くなったり、バランスが崩れたり、弱くなったりすることで、股関節に負担がかかって痛みが出ることがあります。以下に、特に重要とされる筋肉を紹介します。

🔹1. 腸腰筋(ちょうようきん)

  • 腰の前側から股関節にかけて走る筋肉。
  • 足を上げたり、体を前に倒す動作に使われます。
  • 座りっぱなしで硬くなりやすく、硬直すると股関節の前側に痛みが出ることがあります。

🔹2. 大臀筋(だいでんきん)

  • おしりの大きな筋肉で、股関節を後ろに引いたり、安定させたりする働きがあります。
  • 弱くなると、骨盤や股関節が不安定になり、痛みの原因に。

🔹3. 中臀筋(ちゅうでんきん)

  • おしりの横にある筋肉で、片足立ちや歩行中に骨盤を支える役割をします。
  • この筋肉が弱くなると歩行が不安定になり、股関節や膝にも悪影響を及ぼします。

🔹4. 内転筋群(ないてんきんぐん)

  • 太ももの内側にある筋肉群で、脚を閉じる動作に使われます。
  • 過度な緊張やアンバランスな使い方で股関節の内側に違和感や痛みを引き起こすことがあります。

🔹5. 梨状筋(りじょうきん)

  • おしりの深いところにある小さな筋肉で、坐骨神経に近い位置にあります。
  • ここが硬くなると「梨状筋症候群」と呼ばれる状態になり、おしりから足にかけてしびれや痛みが出ることもあります。

 

股関節痛の予防策

股関節痛を予防するには、日頃の生活で次のようなことに気をつけましょう。

  1. 適度な運動:ウォーキングやストレッチ、股関節まわりの筋肉を鍛えるエクササイズは、関節への負担を軽くします。
  2. 体重管理:体重が増えると股関節への負担も大きくなるため、バランスの良い食事と運動で体重を適正に保つことが大切です。
  3. 姿勢の改善:座る・立つ・歩くときの姿勢を見直し、股関節に無理な力がかからないようにしましょう。

股関節痛は早めのケアと予防が大切です。痛みが続く場合は、当院にご相談ください!

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