心筋梗塞について
私の父は9年前の4月1日に心筋梗塞で倒れており、その連絡にエイプリルフールではないよな?
疑いの念を否定するのに時間はかかりませんでしたが、家族にそういう症状を持つ方も少なくはないと思います。
本日はその内容について。
心筋梗塞とは?
心筋梗塞とは、心臓の筋肉(心筋)に血液が流れなくなり、その部分の細胞が死んでしまう病気です。血液が届かなくなる原因のほとんどは、心臓に血液を送る「冠動脈(かんどうみゃく)」という血管が詰まることです。
心臓は絶えず動いて血液を体中に送り出していますが、心臓自身にも血液が必要です。その血液を届ける冠動脈が詰まってしまうと、心臓の筋肉が酸素不足になり、ダメージを受けます。これが進むと、心臓の働きが弱くなり、命に関わる状態になることがあります。
心筋梗塞の主な原因
心筋梗塞の多くは「動脈硬化(どうみゃくこうか)」によって起こります。動脈硬化とは、血管の内側にコレステロールや脂肪などがたまって、血管が狭くなったり硬くなったりする状態です。
このような状態になる原因は以下の通りです:
- 高血圧
- 高コレステロール
- 糖尿病
- 喫煙(たばこ)
- 肥満
- ストレス
- 運動不足
- 不健康な食生活(脂っこいものや塩分の多い食事)
これらの生活習慣が続くと、血管にダメージが蓄積し、最終的に詰まりやすくなります。
心筋梗塞の症状
心筋梗塞の代表的な症状は次のようなものです:
- 胸の激しい痛みや圧迫感(よく「胸が締めつけられる感じ」と表現されます)
- 左肩や腕、あご、背中への放散痛
- 息切れ
- 冷や汗
- 吐き気
- めまい
特に、痛みは15分以上続くことが多く、安静にしていても治まりません。症状が出たら、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
※ただし、糖尿病の人や高齢者では、痛みが少ない「無痛性心筋梗塞」になることもあるので注意が必要です。
心筋梗塞の予防方法
心筋梗塞を防ぐためには、生活習慣の改善がとても大切です。以下のポイントに気をつけましょう。
① バランスの良い食事
- 野菜や果物、魚、大豆製品を中心に
- 脂っこいものや塩分、糖分を控える
- 加工食品を減らす(特にスナック菓子やカップ麺)
② 定期的な運動
- 週3~5回、30分程度のウォーキングやストレッチがおすすめ
- 無理なく続けられるものを選びましょう
③ 禁煙
- 喫煙は心筋梗塞の最大のリスクのひとつ
- 禁煙外来などのサポートも活用を
④ ストレス管理
- 睡眠をしっかりとる
- 趣味やリラックスできる時間を大切にする
- 必要なら心の専門家に相談を
⑤ 健康診断を受ける
- 高血圧、糖尿病、高コレステロールは症状が出にくいので、定期的な検査が重要
- 異常があれば、早めの対応を
心筋梗塞まとめ
心筋梗塞は命に関わる重大な病気ですが、生活習慣を見直すことで予防が可能です。普段から健康に気をつけ、胸の痛みなどのサインがあれば、すぐに医療機関を受診することが大切です。
難しく考えすぎず、「体にいいことをコツコツと続ける」ことが一番の予防になります。
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