身土不二について

身土不二とは?

 今回は『身土不二』について。言葉の起原は大昔の仏典とのことで、

現在では食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのがよい」という意味で使われています。

四里四方(半径16㎞程度)の歩いて動ける範囲の物を食べる。ということですが、

解釈違いでは体調に悪影響を及ぼす可能性もあります。

 

身土不二を分かりやすく

 マクロビオティックの考え方では食べ物には陰と陽があり、

夏野菜は熱のこもった体を冷やしてくれる陰のもの(ナス、トマト、キュウリなど)が主で、

冬が旬の野菜(大根、ゴボウ、白菜)は体を温めてくれる陽性のものが多くあります。

勘違いをしやすいのが、冬瓜。

冬瓜の旬は夏で、身体を冷やすものになります。

冬瓜料理ではショウガを使うことで陰陽を相殺して中庸にするという先人の知恵がうかがえます。

料理でちょい足しで陽性に傾ける際使い易いのは、ニンニク、生姜 になります。

また、煮込むことで陰性を打ち消すことができるとされており、

トマトなども、ニンニクなどと煮込むことで陰性を中和させていると考えられます。

これはイタリア料理における知恵だと考えられます。

 

身土不二を乱している現状

 物流の恩恵により、国と旬を問わず望んだ食べ物をいただく事ができるようになったことで、

知らぬ間に季節外れの物を体に入れて不調を育む状況が多くあります。

例えば、コーヒーやチョコレートなどの原料であるコーヒー豆やカカオの産地は赤道付近で陰性のものになり、

体を冷やすと言われています。

さらに、砂糖も極陰性とされており冷えと糖化により様々な器官が固くなっている方も多くなっています。

また、薬なども石油化合物になり、こういったものも身土不二を乱してしまう要因になっています。

 

身土不二を実践するには?

 季節外れの食材は農薬やハウスなどで管理されており、それが長い期間をかけて体に蓄積します。

これらを打開するには、旬の物をいただくことで季節に順応した身体を作ることになると考えています。

また、陰性、極陰性の食材を把握しておくことで、夏場良いとしても、冬寒い時期に体が陰性に偏らないように

陰性のものを多くとった場合は陽性のものを体に入れて、バランスを取ることが必要になります。

 

それが乱れたことで体の硬さ、内臓の強張り、循環不良などネガティブな要因が増えていきます。

体は食べ物からできている。という言葉がありますが、

体は食べ物を分解して再構築されたものと言い換えられます。

添加物や農薬、成長ホルモンなどさまざまな要素により体の材料としては不適合なものが多く

それらが体に練り込まれて熟成された結果、アレルギーやアトピーが起こるのかもしれません。

 

実際は生まれながらの体質、頭蓋骨の歪みからくる影響もあるのですが、

そういった部分は院に来ていただけたらしっかり説明いたしますね。

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