肩甲骨の内側が痛い原因|背中の張りが出る人のセルフチェックと対策
肩甲骨の内側が痛い。背中が張って息がしにくい。指で押すと“そこ”が痛い——。 この症状は「肩こり」の一種として出ることもあれば、首由来の関連痛として出ることもあります。
大事なのは、痛い場所を揉む前に、なぜ肩甲骨の内側に負担が集まっているのかを整理することです。この記事では、原因とセルフチェック、対策、受診目安をまとめます。
肩甲骨の内側が痛い主な原因
1)肩甲骨が固定される(巻き肩・前腕作業)
デスクワークやスマホで腕が前に出続けると、肩甲骨が外側へ引っ張られ、内側(菱形筋など)が張りやすくなります。
デスクワーク由来の負担が強い方は、こちらも合わせて。 デスクワークで肩がこる原因|腰痛も一緒に出る人の姿勢チェックと対策
2)胸郭(肋骨周り)が硬く、呼吸が浅い
呼吸が浅い状態が続くと胸郭が動かず、背中が固まりやすくなります。背中が固まると、肩甲骨周りに負担が集まりやすくなります。
3)首由来の関連痛(しびれがある場合は要注意)
首の負担で肩甲骨内側に痛みが出ることがあります。腕のしびれ・握力低下がある場合は鑑別が必要です。 肩こりで腕がしびれる原因|首由来の可能性とセルフチェック・受診目安
1分セルフチェック:動きで変わるか?
- 腕を前に伸ばす/引くで痛みが変わる → 肩甲骨固定・筋緊張の影響が強い
- 深呼吸で痛みが変わる → 胸郭の硬さ(呼吸)が関与している可能性
- 首の向きで痛みが増減する → 首由来の可能性(しびれがあれば要注意)
対策:痛い場所を揉む前に「固まりの条件」を外す
1)1時間に1回、30秒だけ“肩甲骨を戻す”
大きく回すより、肩甲骨を軽く「寄せる→戻す」を2〜3回。痛みが増えない範囲で短く行います。
2)呼吸を戻す:吐くを長めに
背中の張りが強い人ほど「吸う」より「吐く」を長めにすると胸郭が動きやすくなります。
3)配置を整える(画面高さ・肘の置き場)
肘が浮く環境は肩甲骨が固定されやすいです。まずはデスク環境を整えることが最短です。
やってはいけないこと
- 痛い点を強く押し続ける(張り返しや悪化の原因)
- 首を勢いよく回す・鳴らす
- 長時間の座りっぱなしでケアだけ増やす
受診目安(危険サイン)
- 腕のしびれ・筋力低下がある
- 胸痛、息切れ、冷汗などを伴う
- 発熱、強い倦怠感など全身症状がある
- 外傷後から強い痛みが続く
本記事は一般情報であり診断に代わるものではありません。不安がある場合は早めにご相談ください。
肩こり・肩の痛みの記事をまとめて読みたい方はこちら:
肩こり・肩の痛みがなかなか治らない原因|再発を繰り返す人の共通点とセルフチェック(肩まとめ)
ご相談・ご予約(池田市 内外整骨院)
肩甲骨内側の痛みは、肩だけでなく胸郭(呼吸)・肩甲骨の固定・首由来などが関与することがあります。内外整骨院では、負担の再現ルートを評価し、戻りにくい形へ整えます。
監修:清水 学(柔道整復師/臨床10年) TEL:072-737-6444 営業時間:月火木金 8:30-11:45/14:30-18:30、水土 8:30-13:00(休診:日祝)

