患者さまの改善ケース その2(腰椎ヘルニア)
多くの患者様をみていく中で当院の治療技術を方向付けるケースは多分にあり、
この方の治療を進めていく中で大腰筋上部へのアプローチ方法を確立することができました。
腰椎ヘルニア M.Tさん
数年前コンビニの駐車場で車を避けようとして、後退りをした際
車止めにつまづき背中、腰部を強打。 その際腰椎への衝撃でヘルニアになったとのこと。
さまざまな自費施術や整形外科にて処置を受けたが、一向に改善せず内外整骨院(当時池田大一)へ来院。
腸腰筋テクニックにて改善の兆し
現在の知見であれば、ヘルニア、分離症、脊柱管狭窄症と診断されている方の大多数には、
大腰筋L2~4に相当する場所に硬結が存在しています。
この筋硬結を緩めることができると、当面の症状を遠ざけることができます。
しかしながら、一般的な腸腰筋へのアプローチは腸骨エリアにとどまり、大腰筋上部への施術は困難。
さまざまな試行錯誤により、腹膜間隙から任意のポイントへの施術が可能になり、
大腰筋を弛緩させることに成功しました。
腸腰筋の弛緩状態を持続させるために当院が取り組んでいることとは?
しかしながら後述いたしますが、腸腰筋は姿勢保持筋として2足歩行を選んだ人類にとっては
緊張必至な筋肉群になります。
デスクワークをされている多くの方は腸腰筋を緊張させる習慣に身を置いていると言っても過言ではありません。
ゆえに少しでも腸腰筋の弛緩した状況を持続させるための取り組みが必要になります。
それは、対応する、皮膚、内臓へのマニュピレーションになります。
また、腰椎椎体や、胸椎、頚椎、仙骨〜後頭骨といった、歪みねじれ固まった部分をスムーズに再構築することで
腸腰筋への緊張が出にくくする事を狙いにしています。
この方の場合は腎臓への循環調整をすることで、次第に痛みが解消して、
当日欠勤をするほどの痛みが解消するまでになりました。
多くの治療院で難民になられていた方でしたが、現在は当院でしっかり日常生活を送るための
体の土台作りができているので、安心して来院されているのですが、
最近は多忙を極めており、腸腰筋の緊張がかなり厳しい状態なので私たちも集中力を切らさずに
対応させていただいております。
以下大腰筋の緊張する原因と弛緩状態を維持するためのワンポイントアドバイス
大腰筋が緊張する主な原因
- 長時間の座り姿勢(特に前かがみ)
- デスクワークや運転などで座りっぱなしだと、大腰筋が短縮した状態が続いて緊張します。
- 運動不足
- 動かさなすぎることで筋肉の柔軟性が失われ、硬くなってしまいます。
- ストレスや不安
- 精神的な緊張が体に影響し、大腰筋を含むインナーマッスルがこわばります。
- 骨盤の歪みや姿勢不良
- 骨盤が前傾・後傾していたり、猫背だったりすると大腰筋に過度な負担がかかります。
- 反復動作や偏った筋トレ
- 例えば、スクワットなどでフォームが悪かったり、特定の筋肉だけ鍛えているとバランスが崩れます。
大腰筋を弛緩した状態に保つための心がけ
1. 正しい姿勢を意識する
- 座るときは骨盤を立てて、背筋を自然に伸ばす。
- 立っているときも耳・肩・腰・かかとが一直線になるよう意識する。
2. 定期的に動く・ストレッチする
- 長時間座った後は、1時間に1回は立ち上がって伸びをしたり、歩いたりする。
- 特に効果的なストレッチ:
- ランジストレッチ
- キャットアンドカウ(猫と牛のポーズ)
- 仰向けで膝を胸に引き寄せるポーズ
3. 体幹トレーニングでサポート筋を強化
- 大腰筋を直接鍛えるというより、腹横筋・多裂筋などのインナーマッスルを強化することで、大腰筋の過剰な働きを抑える。
4. 深い呼吸(腹式呼吸)を心がける
- リラックスした深い呼吸は、自律神経を整え、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
5. ストレスマネジメント
- ヨガ・瞑想・アロマなど、自分なりのリラックス法を取り入れるのも◎
こんな感覚が「弛緩した状態」
- 腰や股関節まわりが軽い・自由に動く感じ
- 前屈や後屈がスムーズ
- 仰向けに寝たときに腰が床につく
- 呼吸が深く、自然とお腹まで入る
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